2026年4月10日より劇場公開される、ソウルの芸術団を舞台に、母を失くした女子高生と完璧主義の先生の共同生活による心の交流を描いた映画「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」から、本番前の舞台裏と鮮やかな韓国舞踊の演舞を収めた、本編映像が公開された。
映像には、舞台裏で出番を待つ芸術団の少女たちの様子が収められている。“魔女”と恐れられる監督のソラ(チン・ソヨン)が、「本番まで、あと1分」と静かに告げると、華やかな衣装をまとい整列する少女たちの表情には緊張が走る。その中で、ひとり本番用の靴を忘れ、履きつぶされた練習用の靴で臨むイニョン(イ・レ)。イニョンの足元のわずかな落ち着きのなさに気づき、鋭い視線を向けるソラだが、言葉をかけることはない。
張り詰めた空気の中、「開演時間です」という声を合図に、ソラが冷たい表情のまま手を打ち鳴らす。その音に背中を押されるように、一斉に舞台へと駆け出していく少女たち。会場は大きな拍手に包まれ、ライトに照らされたステージで、韓国舞踊「六鼓舞」の演舞が幕を開ける。そして、並び立つ太鼓を力強く打ち鳴らすパフォーマンスが映し出される。
「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」は、母親を失った高校生イニョン(イ・レ)が主人公の作品。家賃が支払えず家から追い出されてしまい、所属しているソウル国際芸術団の練習室で、隠れて寝泊まりしていたイニョン。芸術団の60周年公演に向けて猛特訓が続く中、ある日、“魔女”と呼ばれ、完璧主義で生徒たちに容赦なく厳しい態度をとる芸術監督ソラ(チン・ソヨン)に練習室での生活がバレてしまい、その日からソラの家で一緒に暮らすことになる。
年齢も性格も生活習慣も違う2人は、互いに戸惑いながらも、同じ時間を過ごすことで徐々に心を通わせていく。そんな中、イニョンを敵対視している芸術団のエース、ナリ(チョン・スビン)の不調をきっかけにチーム内で問題が勃発。イニョンをはじめとする団員たち、そしてソラの気持ちはバラバラになってしまう。公演開催の危機に迫られた芸術団のため、ソラはある覚悟を決める。
主演は、「ソウォン/願い」で映画デビューを飾り、かつて天才子役と評されたイ・レ。“魔女”と呼ばれる完璧主義かつ冷徹な先生ソラ役をチン・ソヨンが務める。さらに、ソン・ソック、チョン・スビン、イ・ジョンハが顔をそろえる。監督を務めるのは、ドラマ「恋愛体質〜30歳になれば大丈夫」「私が死ぬ一週間前」などのキム・へヨン。本作が長編監督デビュー作で、2025年青龍映画祭では新人監督賞を受賞した。


【作品情報】
大丈夫、大丈夫、大丈夫!
2026年4月10日(金)より 新宿ピカデリーほか全国公開
配給:日活/KDDI
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