2026年6月26日より劇場公開される、スティーブン・キングの事実上の処女作と言われる「死のロングウォーク」の初映像化作品「ロングウォーク」から、予告映像が公開された。
予告映像には、参加者たちが極限まで追い詰められていく様子と、彼らを鼓舞し闘争心をかき立てる鬼少佐(マーク・ハミル)の姿が収められている。「君らの歩みは全米中継される。その姿を通じ、栄光を呼び覚ます」と、本競技を指揮する少佐は参加者たちに告げる。止まった者は即失格、最後の1人になるまで歩き続けなければならないという惨酷なデスレースであるにもかかわらず、まるで祭事を告げるかのように声高らかに語る少佐の表情には、自慢げな笑みが浮かんでいる。
一人の参加者が靴ひもを結ぶために立ち止まると即座に“警告”。休まず歩き続け疲弊した足は次第におぼつき、ついに転んでしまった参加者にも即“警告”。足が折れても、参加者同士の喧嘩で突き飛ばされても、どんな痛みや苦しみを重ねても歩みを止めることは許されない。情け容赦のない、狂気じみた大会であることが映し出される。
ゴールのない状況で参加者たちが希望を胸に目指すのは、ただ一人に与えられる“願い”をかなえる権利と破格の賞金。金に目がくらむ者もいれば、並々ならぬ想いで優勝を目指す者もいる。始まったが最後、歩くか死かの二択しか残されていない彼らは、最初こそ仲むつまじく会話を交わしているが、さっきまで隣を歩いていた者が次々に倒れ、失格していく様子を目の当たりにするうちに、次第に生気を失い、絶望へと追い込まれていく。中には耐えきれず、逃げ出してしまう者もいる。そんな彼らをあざ笑うかのように、少佐は「こんなに刺激的な“レース”は、ここでしか味わえない!」と叫ぶ姿を見せる。
「ロングウォーク」の舞台は、戦争によって国家が分断された近未来のアメリカ。困窮する社会への光として、そしてかつての栄光を取り戻すための一歩として、競技“ロングウォーク”が国をあげて開催される。ただひたすらに歩き続けるだけで破格の賞金と願いを1つかなえる権利を獲得できるこの祭典に、選ばれし50人の若者が挑戦する。「時速4.8kmをキープすること」「速度を下回り警告を受けないこと」「最後の一人になるまで歩き続けること」。この勝者になるためのルールは、休息も睡眠も救いも存在しないことを意味する。若者たちは、3つ警告を受けると即死の状況下で競技に臨む。
監督は「ハンガーゲーム」シリーズのフランシス・ローレンス。社会全体を支配し、この“競技”を執り仕切る鬼少佐役を、「スター・ウォーズ」シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルが演じている。

【作品情報】
ロングウォーク
2026年6月26日(金)より新宿バルト9ほか全国公開
配給:クロックワークス
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