2026年6月5日より劇場公開される、第20回大阪アジアン映画祭でJAIHO賞を受賞した韓国映画「君と僕の5分」の、挿入歌であるglobeの「DEPARTURES」を使用した本予告映像が公開された。
映像は、転校してきたギョンファンによる、「DEPARTURES」の鼻歌から始まる。隣の席になった学級委員ジェミンが曲名を聞き当てたことをきっかけに、ジェミンも日本のカルチャーが好きだと知る。放課後にゲームセンターやCDショップ、映画館でともに時間を過ごす中で、次第に距離が近づく2人。しかし、ギョンファンがある秘密をジェミンに打ち明けると、「絶対に他人に話すな」と言われ、その日を境にジェミンの態度は一変。2人の間に溝ができてしまう。「DEPARTURES」に導かれるように、ジェミンはあふれる想いを抱えて走り出す。ラストには、バスの最後列で、イヤフォンを分けて体を寄せ合う2人の姿が映し出され、静かな余韻を残している。
「DEPARTURES」が発表されたのは、1996年1月1日。かねてよりJ-POPファンだった監督のオム・ハヌルは、脚本を書き始めた頃から「DEPARTURES」を繰り返し聴いていたという。執筆を進める中で、歌詞や楽曲の世界観に影響を受け、降りつもる雪景色の中、そばにいてほしいと相手を想う曲に、ギョンファンのジェミンへの切ない思いを込めた。劇中では、同じくglobeの「FACES PLACES」も挿入歌として使われている。
あわせて公開された場面写真では、ジェミンとギョンファンの学校での姿や、放課後に映画館やCDショップで過ごす様子が切り取られているのほか、ギョンファンの母(コン・ミンジョン)や二人が通う学校の教師(イ・ドンフィ)のカットも収められている。
「君と僕の5分」の舞台は、2001年の、韓国で最も保守的な街と言われた大邱(テグ)。転校してきた高校生のギョンファンは、当時まだタブーだった日本の音楽やアニメの大ファンだった。昼休みには、一人で日本の楽曲をMP3プレイヤーで聴いていたギョンファン。みんなからは”オタク”とからかわれるが、隣の席の学級委員ジェミンも、実は日本のカルチャーが好きだと知る。学校帰りのバスの中でイヤフォンを分け合いながらJ-POPを聴き、次第に距離を近づける2人。ギョンファンはジェミンにある秘密を告白するが、彼の態度はその日を境に一変する。
新鋭オム・ハヌル監督の長編デビュー作。日本の大衆文化流入が規制されていた2001年の韓国を舞台に、J-POPを通して心を寄せ合う孤独な少年たちの姿を丁寧に描き出す。挿入歌としてglobeの楽曲が使われるなど、1990年代の多彩な日本カルチャーが登場する。当時少数派だった日本カルチャーを愛する若者の喜びや哀しみと同時に、普遍的な青春の叙情を描いた作品となっている。
主人公ギョンファンを演じるのは、ミュージカル「ビリー・エリオット」でデビュー後、YouTubeで750万回再生を記録した短編映画「ユウォル:世界を踊らせた少年」の主演、ドラマ「豚の王」「ソンサン -弔いの丘-」に出演するなど、活躍の場を広げるシム・ヒョンソ。ジェミン役は、モデルとして芸能活動をスタートし、ドラマ「恋するアプリ Love Alarm」「保健教師アン・ウニョン」など話題作に出演する一方で、映画『ひかり探して』『強くなるとき』などインディペンデント映画を中心にキャリアを積むヒョン・ウソクが務める。さらに、コン・ミンジョン、イ・ドンフィらが出演している。










【作品情報】
君と僕の5分
2026年6月5日(金)新宿武蔵野館、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
配給:SPOTTED PRODUCTIONS/TWIN
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