柳楽優弥 竜の刺青を背負ったはかなげな姿 金子正次主演作が原作 「RYUJI 竜二」公開決定

映画スクエア

 1983年に公開され、時代を超えて語り継がれてきた映画「竜二」を原作とする、映画「RYUJI 竜二」が、2026年10月30日より劇場公開されることが決まった。柳楽優弥が主演する。

 1983年公開の「竜二」は、当時の社会に漂う閉塞感と主演・金子正次の生きざまが重なり合い、公開初日から劇場が満席となるなど、大きな反響を呼んだ。竜二の不器用な優しさや一人の男としての哀しみが女性の心も捉え、義理と人情の世界を描いた作品でありながら、異例といえるほど多くの女性客が劇場に詰めかけた。さらに公開から8日後に金子正次が逝去したことも重なり、広く語られる存在となった。

 「YUJI 竜二」の主演は、存在感と演技力で国内外から高い評価を受け続ける柳楽優弥。ポスタービジュアルからは、深く刻まれた竜の刺青を背負い、はかなげにこちらを見つめる姿を見せている。監督は、人間の弱さや可笑しみ、再生への希望を温かな視点で描き続け、丁寧で繊細な人物描写と確かな演出力で数々の話題作を世に送り出してきた 水田伸生が務める。

 柳楽優弥らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【コメント】

■主演・柳楽優弥/花城竜二
正直、ドキドキしています。『竜二』と真剣勝負で向き合いました。
撮影現場では、水田伸生監督をはじめスタッフの皆さんが誠意を持って作品に向き合う姿勢を示してくださり、自分自身も誠実に挑むことができました。
義理や人情の世界に生きてきた人間が、そこから足を洗い家族との幸せを願いながら、過去とのあいだで葛藤する。強さを持ちながらも悩み、迷い、最後に決断していく竜二の姿は、時代の変化の狭間にある今、人と人との距離感が移り変わる中で、あらためて共感できる価値を持つものになっていると感じています。
原作への最大限の敬意を胸に、今の時代だからこそ生まれる『RYUJI』を届けたいと願っています。

■監督・水田伸生
『RYUJI』
名作映画のリメイクは、オリジナルに対する「敬意」の表明であり、新たな解釈で新しい命を吹き込む「再創造」であって、決して「模倣」ではありません。
この事を柳楽優弥さんと沢山話し合い、43年の時を経て「再創造」する我々の『竜二』の完成型を模索しました。 
金子正次さんが命を懸けて「創造」した名作映画を汚す訳にはいきません…やっと、たどり着いた新作映画 『竜二』を、今年お届けします!

■企画プロデュース・制作・中沢敏明(セディックインターナショナル)
この映画をリメイクすることは、映画づくりを生業としている者、少なくとも僕にとっては「ロマン」だった。役者といい、脚本(ホン)といい、音楽といい周知の通り、我らを痺れさせ、金子正次の『竜二』は伝説となった。
現実的にリメイクすることの諸条件に於いては困難を極め、僕は執念を持って時間をかけ、ここまで漕ぎ着けた。
ジャンルはヤクザ映画なのだろうか? 僕は人間ドラマだと思った。ドラマなら、水田伸生監督に撮ってもらいたい。
即決だった。水田監督は期待通り、いや期待以上に仕上げてくれた。
「ロマン」が現実となった。
主演は柳楽優弥さん以外には考えられなかった。狂気と優しさが入り混じった彼の眼差しで演じる芝居は全てが想像のワンランク上だった。
キャスト、スタッフ全員の情熱が集結した作品となったと思う。
これは、男も女も泣く映画だ。

【作品情報】
RYUJI 竜二
2026年10月30日(金)全国公開
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©︎2026「RYUJI」製作委員会

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